ナナンガーラのアブイシ ナナンガーラ(七曲川)に民話の石があります。昔、桃里村の娘と山を隔てた野底村の若者が恋に落ち、ナナンガーラで逢瀬を重ねていました。けれど、親が決めた縁談を拒むことができず、泣く泣く別れることに。最後の夜、二人は腰かけた岩をコツコツと叩きながら別れを惜しんだ。その跡がふたつの窪みとして残っているとされるこの石は、穴石(アブイシ)とか窪み石とか呼ばれています。いつも水がたまっていて穴っぽく撮れないのですが、これもまた自然の姿なのでしょう。
ナナンガーラ(七曲川)に民話の石があります。昔、桃里村の娘と山を隔てた野底村の若者が恋に落ち、ナナンガーラで逢瀬を重ねていました。けれど、親が決めた縁談を拒むことができず、泣く泣く別れることに。最後の夜、二人は腰かけた岩をコツコツと叩きながら別れを惜しんだ。その跡がふたつの窪みとして残っているとされるこの石は、穴石(アブイシ)とか窪み石とか呼ばれています。いつも水がたまっていて穴っぽく撮れないのですが、これもまた自然の姿なのでしょう。